腰痛を温めると痛くなる?知らないとその後に地獄をみちゃうかも!

腰痛の時に腰を温めると痛みがラクになる!とテレビやメディアが言うもんだから患者様の大半が腰痛時にお風呂などで腰をしっかり温めてしまいます。このセルフケアは半分正解で半分不正解。大体の患者様がその後の地獄の腰痛に悲鳴を上げるのです。その理由をお伝えします。
目次
腰痛で腰を温めると痛くなる理由は?
腰痛の時に腰を温めると、その後に地獄のような痛みが出ることが多くあります。
その理由は、腰痛を含めて体に痛みがある時には筋肉に「炎症」が起きているからです。
炎症は例えていうなら筋肉の火事です。
その火事場に対して、お風呂やホッカイロなどで熱を加えるようなセルフケアをしてしまうと、火事が大火事になってしまいます。
腰痛で腰が痛い時に体を温めた後で、地獄の腰痛に苦しむ理由はコレが原因なんです。
腰痛を温めて痛くなった場合の解決方法は?
腰痛をお風呂やホッカイロなどで温めた後に痛みが強くなってしまったら、まずは痛くなった部分にアイシングをしましょう。
腰痛の場合は、腰周りの筋肉にアイシングをするのが効果的になります。
アイシングのやり方
腰痛を温めて痛みが強くなってしまったら下記の手順で痛みの強い筋肉にアイシングをしてください。
①保冷剤かアイスノンに薄いハンカチを巻いてくるむ。
②ハンカチを巻いた保冷剤かアイスノンを腰の痛みの強い部分に当てる。
③アイシングを当てる時間は1~2分。
④1~2分間アイシングをしたら、アイシングを2~3分止めて腰の痛みの強さをみる
⑤アイシングをする前とした後で腰痛の痛みが弱くなっていればOK!
※腰の痛みが変わらない場合は、②~④の操作を3回くらい繰り返す。
しっかりアイシングをしても腰痛が変化ない場合の解決方法は?
アイシングをしっかりしても腰痛の痛みの強さが変わらない場合は、セルフケアのレベルでは改善しきれない腰痛ということになります。
その場合、今の腰痛を放置する時間が長ければ長いほど腰の筋肉の状態が悪化していく可能性が高いので、速やかに腰痛の専門医に掛かるようにしましょう。
私の職業柄、ひいき目がどうしても入ってしまいますが酷い腰痛の場合、まずは整形外科に掛かってレントゲンを撮ってもらい、レントゲンに異常がなければ次に整骨院に掛かるようにしてください。
整形外科は、基本的に投薬しか腰痛に対してのアプローチ方法を持っていません。(それか手術か…。)
整形外科のレントゲン検査上で異常がなく且つ、ロキソニンかモーラステープ、ロキソニンテープしか処方されないなら完全にその腰痛は硬くなった筋肉が炎症を起こして痛みが出ているということになります。
その場合、治療すべき場所は硬くなった筋肉で、その硬くなった筋肉に対してのアプローチ方法を整形外科は持っていないです。
ロキソニンなどの痛み止めを服用しても湿布を貼っても腰痛に対しては二番煎じもいい所なので、整骨院に掛かるようにしてください。
腰痛を温めると痛くなる?知らないとその後に地獄をみちゃうかも!のまとめ
ぎっくり腰や脊柱管狭窄症などの酷い腰痛を経験した方なら恐らくわかる話だと思います。
とにかく痛みが強い腰痛になってしまったらアイシングをするようにしてみてくださいね!
それでもダメなら専門医へ速やかに相談してください。