松竹東映史上初の共同プロジェクト映画の「なぜ?」

松竹と東映が史上初の共同特撮映画「大怪獣のあとしまつ」を2020年以降製作することを決定しました。松竹と東映といえば日本の最大映画配給会社ってイメージがあると思うんですがなぜこの時期に松竹・東映の2社が史上初のタッグを組んだのか調べてみました。
松竹・東映史上初の共同プロジェクト映画の「なぜ?」
大手映画会社の松竹と東映が2020年になぜ共同で映画を製作することになったのか?
日本を代表する映画会社といえば、松竹・東映・東宝の3社です。
どんな業界でもそうですが、同じ業界であれば生き残るために「各社の色」を出さないといけませんよね。
松竹・東映・東宝の3社の大まかな特色
松竹・東映・東宝の3社にも当然の如く色があって、
■松竹
→元々は演劇興行。歌舞伎・新喜劇・文楽・演芸―と日本の伝統的な作品を制作する会社。
<代表作>
・男はつらいよ
・釣りバカ日誌
・大奥
■東映
→一般的な認知だとアニメ映画会社。劇場用映画の製作から配給、興行を行っている。他に洋画の買い付けと配給。
<代表作>
・銀河鉄道999
・魔女の宅急便
・仮面ライダー
・ワンピース
■東宝
→東宝といえば、ゴジラなどの特撮映画やジブリ系のアニメ映画、また戦争映画を主としてる配給会社。
<代表作>
・ゴジラ
・連合艦隊
・ビルマの竪琴
・ドラえもん
・ジブリ系アニメ
―メチャクチャ大まかな比較ですが、松竹が「伝統的」なものを扱い、東映は「アニメ」が主で東宝は「多種多様」な映画を製作するって感じですね。
松竹・東映VS東宝!?
松竹と東映、東宝の3社の特色を比較してみると、映画の内容が「なんでもあり」の東宝に対して少々特色が色濃い松竹と東映がタッグを組んで「対東宝」の動きを見せたのかなと思います。
管理人を含め、お客さんにとっては3社が競合して面白い映画を配給してくれたら嬉しいですよね!
松竹東映史上初の共同プロジェクト映画の「なぜ?」のまとめ
松竹と東映の共同プロジェクト、合併などの話は出ていませんが、映画の配給も採算が取れなくなれば、こういった嫌な話も出てきてしまいそうです。
新型ウィルスの影響で、ライブやコンサート、アミューズメントパークも一時休止に追い込まれていっています。
人が集まる映画館も例外ではないので、私達としてはなんらかの形で映画配給会社を応援したいですよね!